2016-01-31

1/11和訳:とってもスローな2016年ご挨拶

みなさん、明けましておめでとうございます!
きっとみなさんも、私と同じように、世界の平和ととともに自分の心の安寧も祈ったことと思います。

私たちの新年は、家族や友人たちととっても気楽でリラックスした時間を過ごしました。クリスマスにこれでもかというほどの消費を促すプレッシャーから降り、替わりに質のよい時間を過ごしました。

また、フランス・オスゴールにあるサーフィンクラブとの交流プログラムで、かわいい中学生サーファーたちの訪問もありました!私たちの小さな家のスペースも提供できることができ、とても嬉しい気分になりました。実際、彼らの滞在は私たちみんなにポジティブな影響を与えてくれたんです。

どういうわけか、私の人生における現在は、魔法のようなみごとな日の出を祝福する毎日です。それは、世界のそこかしこで起こっている小さな「勝利」を祝うことと同じくらい大切なことのように思えます。

COP21のような国際的な集まりの成果を聞くにつけ、ふだんの私なら決して抱かない皮肉な気持ちと葛藤します。世界の政治家たちが何かを変えてくれるとは思えないからです。けれども、若者や先住民たちがメッセージを広めようと行動し、その明快でポジティブなスピリットには心を打たれます。

私は自分の「できること」に満足していません。それは停滞とか怠惰ではないのですが、たとえば、すばらしかった(けれどあっという間だった)日本ツアーのフォローアップをしたいと思っているのにできない・・といったことです。

1週間のツアーで出会ったたくさんの人たちにお礼をいいたい・・・とくにディープエコロジーワークショップでは、私が予想した以上にみなさんが深く、深く入り込んでくれた。地球を癒す人たちと輪になって時間を過ごし、またファシリテートする機会をいただけたことは本当に光栄なことでした。ぜひ次にまたやりたいです。

一方、私たちの日常生活は、いつものように歓びにあふれている時間が繰り返されていきます。シンプルな喜び、愛すべきつながり、太陽や波からの充電、家族、友人、訪問者たちとの意義深い時間などです。

世界の知識の量をコンスタントに残していくことが課題ならば、私は喜んで、私にとっての太陽である子どもたちの軌道へともっともっと引っ張られていきます。

実際、最近の子どもたちは燃えているのです。パチャはみなの期待をはるかに超え、オーストラリアでのサーフィン全国大会U-16の部で、みごと2位に入賞しました。つまり、今年9月にポルトガル・アゾレス諸島で開催されるISA世界ジュニア選手権への参加条件を満たしたのです!どうにかしてそこへ行く手立てを講じ、サーフィンの冒険を続けていきたいと思っています。(大西洋の真ん中にそんな島があるなんて私は知りもしなかった!)

パチャはオーストラリアU-16女子の部で二位に.

そしてヤニはというと、謙虚さ、我慢強さ、そして優しさといった才能を静かに生かしている印象を受けます。ちょうど先週のことですが、込み合っているスケートパークにヤニを迎えに行きました。すると、私の知らない女性が近づいてきて、ヤニが私の息子かと尋ねるのです。「そうだ」と答えると、彼女はヤニがいちばん愛らしい表情をしていたと伝えてくれました。

ヤニは今、新しいサーフボードを自分で作っています(シェイバーでありコーチであるクレイトンの助けに感謝!)。作業を通じて、彼は物欲を手放すことで、必要なものがすべて自分に回ってくることを学びました。



ヤニはファイバー繊維のサーフボードを自分でつくりました

このヤニの学びを聞いて、涙があふれてきました。私たちの型破りな生き方にも関わらず、パチャとヤニは輝いていることに心から感謝し、私は(母の看病をしながら)彼らの輝きに浸るのです!

(翻訳:馬場)

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