2014年6月15日分
ここ数週間、私たち家族の家の上の階に新たな生活空間を創るため、私はのんびりとリサイクル品を集めてきました。変化はしばしば何らかの形で軋轢を招きます。なので、私は時々、母親に対して、そのような家の改造は良い結果をもたらすだろうとやさしく安心させなければなりませんでした。
(15年間、母は2階の部屋を下宿人に貸していたので)家を再び完全に開放して使えるようになったのは素晴らしいことで、2階のバルコニーで、母が水浴びを楽しんだり、日光浴を満喫したりできるので、私も嬉しく思います。30年前に植えた木々のおかげで、ここからの眺めは、私たちだけの緑のオアシスのようです。この小さな裏庭の空間には熱帯雨林があって、鳥たちの天国になっているほか、高速道路の排気ガスを取り除いてくれます。ハーブやサラダの材料が植えてある小さな野菜畑もあり、一段低いところには果物の木も植えてあります。
階上の台所は、今ではほとんど仕上がりました。私は、再利用できそうなイケアの中古の流し台をわずか500ドルで見つけることができました!わたしは、それを我が家の頼もしいライトバンで建設現場から運び出し、すべてが具合よく収まるように何度か出かけ、しまいにはパチャとヤニに、それらの部品を階上に持っていくのを助けもらいました。母は、子供たちが頑強だと驚いていました!
私たちは、それぞれの空間を立ち入らないようにしたり共有もしたりと両方の使い方ができることで、より軽快でかつより自由に感じるのだと思います。
パチャとヤニの情熱は家の中に満ちあふれ、サーフィンの用具が家のど真ん中に置かれるようになりました!楽器もそこら中に散らばっています。そして、私にとって目下最高の楽しみの一つは、YouTubeのハウツー学習映像を見てキーボードの使い方をヤニが自習するのを見ることです!それは完全に彼の内から生じた自由な形によるものであり、ある日、彼の準備が整い、その才能を世間に披露してくれるのを楽しみにしています!もちろん、パチャは、生まれた時からこれをやっていて、彼女の新たな取り組みを人々に見せることに決して飽きないのです!
私たちは、たとえ冬でも、ほとんど毎日海岸にいますが、子供たちは決して波に退屈したり飽きたりすることはありません。今は、壮大なザトウクジラが通り過ぎていくシーズンで、私たちはいつも自然からの贈り物-鷲、イルカ、ペリカン、飛び跳ねる魚の群れ、鴎の群れ、ここが高層リゾートアパートの影になるせわしない市街地だというのに!-に祝福されていて、人生がいかに貴重なものであるかということを思い出させてくれます。
パチャのサーフィンと生気あふれる精魂は、あるサーフィンの会社の目に留まり、(通常我々の予算では買えない)服やウエットスーツを提供してもらっています。それは、私たちと私たちの「スロー・スモール・シンプル」のライフスタイル指向にとっては、少し怯んでしまうようなことですが、多少の援助なしには、競争社会の中に入り、必要な装備をすべてそろえてやっていくことはたいへん難しいのです。(サーフィンをすればするほど、サーフボードが傷つくことも多くなります!)-なので、私たちは、バランスを保ち、自分たちが何もので、どういうものを欲してまたは必要としているのか明らかにしておくことに全力を尽くすことにしたのです。都会はいろいろな機会と誘惑に満ちています-「居心地が良いこと」と自分自身らしくあることとの間には明確な区別があり、それは最終的にはパチャとヤニが自ら理解しなければいけないものなのです。
(翻訳:平戸実生)
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