2010-06-14

6/14和訳


ここ数日、だんだんと涼しくなってきています。しかしどうしてか、だるまストーブ用の薪の準備を優先するほどの寒さではありません。私たちは靴下やジャンパー、毛糸の帽子で冬の凍えるような夜を避けるように、さっさとベッドに入ります。
太陽のエネルギーからの恵みを受ける素晴らしい家!北から射し込む太陽の光が、日中セメントとタイルを加熱してくれるおかげで、夜まで室内は暖かさを保っています。

この2週間は、私にとってとてもエキサイティングで感情高ぶるものでした。 というのも、私は親友から、彼女と折半して買った土地の、彼女の分も買うことになったからです。彼女は今、都会での生活が中心で、家族をサポートする役割を担っているため、ここにエネルギーを注ぐことが難しいのです。
これから、ちょっと住宅ローンができてしまったけど、私はこの土地を、スロー、スモール、シンプルな夢を皆さんや私の友だちとその家族で共有するために、将来にわたって、責任を持っていきたいと思います。

ですから、みなさん、ぜひ私たちの家に来てください。都会の毒素を出し、持続可能なライフスタイルをつくりだしましょう!私たちは、本当の「学び」が得られるスロー・スクールを開き、そこで冥想やホースセラピー、ストローベイル(藁ブロック)をつかった工房、ピザを焼くためのオーブン、そしてもちろん、みんなを感動させるようなパーマカルチャー農園や森林農法の畑を作ることができます。このプロジェクトを実現していくために制約があるとすれば、豊かな想像力を持てるかどうかでしょう。

それとは別に、お願いがあります。ここの場所の名前を一緒に考えてもらえませんか? 私は未来の “輪”の姿を私なりに表現して「輪・未来」や「未来の輪」はどうだろうと思いつきました。「ゆっくり」とか「スローライト」(私の姓のライトと、ローソクの灯りのライトをかけたダジャレです・・笑)などもいいかな?

また、私はパチャとヤニの学校のことでとても忙しくしています。今の私には、お金はもらえないけれど、やらなけれならないことがたくさんあります。パチャとヤニのPTA会長、フードガーデンのコーディネーター、そして学校の聖歌隊のオーガナイザーなどなど。しかし、誰かがやらなくてはなりません!というわけで、先週、私はマラソン大会に出場する子どもたちのためにミニバスの運転手を買って出ました。また、私は「いい人生を送ろう」という名のお祭りを企画中です。これらが全てどのようになっていくかは私にもわかりません。そもそも、挑戦もしないで分かることなんてないのです。

今の私は、相変わらず低収入(だいたい月150ドル前後)で生活しています。とても質素なご飯だし、新しいものも買いません。ですが、私たちの暮らしは変化に富み、やりがいと刺激がたくさんで、仕事が喜びと一体です。新しいフルーツの木を植えたり、オリーの牧草地を広げるために穴を掘ったり、このブログを書いたり!

今日はとても素晴らしい日です。パチャとヤニは、どこまでも彼らに寛容な馬のオリーと一緒に遊んでいます。写真がすべてを物語っているでしょう。みなさんが、こちらに来て、私たちと本当のスローライフをわかちあうのを心からお待ちしています。

【翻訳:間宮加奈子】

No comments: