2007-02-11

2/11和訳

二ヶ月間のGNHキャンペーン日本縦断を終えて、今エールでのスローライフに戻ってきました。
(詳しくはSlowing down Japanのレポートをご覧ください。)日本では、たくさんの新たな地球大好きと言う人たちに出会え、また昔の友人に再会出来てとてもよかったです。

また、古くてもすてきな我が家とうちの庭に戻ってきてほっとしています。
ずっと雨が降っていたようで(まだ降っているのですが)緑が覆い茂っています。
鶏たちが、うれしそうに葉っぱをつついているのもすてきです。
今は一年でも暑い方の時期なので、給湯器を止めることにしました。
(給湯器は家庭で使われるエネルギーの30%も占めているのです。)
子供のお風呂用にお湯をポットで二回程度沸かすので十分ですし
冷たいシャワーもなかなか新鮮でちっとも大変なことではないのです。
その上生活をもっと軽くすることへの小さな一歩にもなります。

パチャの学校の一学期も始まり、ヤニも同じ学校の中にある幼稚園に行き始めました。
ヤニは自分のいつもの場所に戻ってきてうれしそうです。
いつもの毎日、大好きなおもちゃや鶏が駆け回る大きなお庭、そういったものが大好きなのです。
パチャもお友達に久し振りに会えてとてもうれしいのですが、「ふつうの生活」にもうすでにちょっと退屈しているようです。

オーストラリアに戻ってからまずゴールドコーストに住んでいる家族に会いに行きました。
誰もが巨大淡水化プラントの反対運動に関わっていました。
その淡水化プラントと言うのは、環境影響評価についての地域の協議会をほとんど通さずに開始されたものです。
行政によると、水不足の危機であり多少の懸念があったとしても建設を推し進める必要があるとのことです。

多くの人がこの淡水プラント(海の水を淡水に変える)という政策に乗り気ですが、その行程には多大なエネルギーを必要とし、莫大な予算がかかるのです。
私の妹のインゲはその抗議行動の先頭に立ち、もっと違った方法、例えば暴風雨水を取り入れる、雨水タンクを設置する、あるいは節水をするなどを推進しています。

私は巨大フランス系企業のVeoliaと世界の水の供給源を支配しようとする試みとの関連があるのでは?と思います。まるで第二のオイルラッシュのようです。そしてついには、国民が贅沢なお水のために多大なお金を払うことになるのではと懸念しています。

エアーに戻ってからは、緑の党選出議員として立候補する働きかけをし、また温暖化防止キャンペーンに関わる行動を開始しました。(更新したweb log www.annjalight.com をご覧ください。)
地元の二団体が、すでに来月にも大きな会議を開く計画を練っています。

私もこの地域の市長に会って、市民が温暖化の問題に対応していくようどのように仕向けるか、様々なアイデアについて話し合いました。

議会としても、気候変動危機に対して市民が前向きに対応するよう働きかけることに重点をおいている提案をする準備を計画しているようです。

熱帯林情報センターのジョンシードとルースローゼンヘックは、オーストラリア各地で“気候変動、”と言う映画を上映し、その映画は熱烈に受け入れられてきました。

多くの温暖化に取り組んでいる団対が、状況が変わるよう個人レベルでそして政治的レベルで行動をとってきました。日本でも今回のアル・ゴアの映画「不都合な真実」に対してどんな反応が起こっているのか気になるところです。

【翻訳:中島由美子】

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