2012-03-30

3/27和訳:ラジカルなお弁当!?

今回は、時々起る、本当にささいな日常の一コマです。

昨日子どもたちが私に言いました。学校のお弁当にできあいの製品を持って来ないのは自分たちだけだと。話を聞いて分かったことですが、実は、ヤニは昼食の時間にお弁当を食べていませんでした。彼がヨーグルトやビスケット、夕食の残りを小さなプラスチック容器から食べるのを、周りからからかわれるのが嫌だからというのです。

たとえば、昨日はクラスメートからこんなことをいわれたそう。
「えー、気持ち悪い。あいつから離れよう。」
それは彼が大好きな野菜カレーをお弁当箱から食べていたときでした。

「ヤニの話は本当よ。でも、お願いだから、このまま同じ学校に通わせて。」
パチャが恐る恐るこの話を打ち明けてくれました。

これは小さな出来事かもしれません。しかし、このことは私たちの社会の病みをよく表していると思うのです。まさにそのタイミングだったのかもしれません。同じ日に私はいくつかの記事を読み、その記事の関係性について深く考えていました。

*増え続けるプラスチックゴミの島が、今や、日本からハワイまで到達しつつある
(http://www.independent.co.uk/environment/green-living/the-worlds-rubbish-dump-a-tip-that-stretches-from-hawaii-to-japan-778016.html)

*オーストラリアでは特に子供たちに肥満が増え続けている
(http://en.wikipedia.org/wiki/Obesity_in_Australia)

*子ども時代にいい栄養をとると、知性が高い傾向にあるという証明
(http://www.nurseryworld.co.uk/news/1054895/Early-diet-may-linked-intelligence-says-study/)

*低い知性とひがみの関係性
(http://www.livescience.com/18132-intelligence-social-conservatism-racism.html)

これらの関係性は私にとっては明白です。もしあなたが何か冒険をすると、先進的もしくはトラブルメーカーとレッテルを貼られます。それゆえに、純粋で、明るい、無垢な子どもたちが、健康的でパッケージされていないお弁当を学校に持っていくと、彼らは社会的に排除されるリスクがあるのです。

ヤニは私に学校でクラスメートたちに太平洋に浮いているゴミについて話してほしいと頼みました。私は校長宛にその記事のリンクを送り、お弁当のゴミを減らした人にご褒美をあげるような仕組みを作ることができないか提案しています。

前の学校でPTA会長として、学校や保護者との間で様々な経験をした私は、この新しい学校では、「より関わらないこと」に挑戦していたはずなんですが、、、、そうもいかないようです。

【翻訳:間宮加奈子】

No comments: