「ママー!海を身体で感じるよ!」・・・ヤニは、大きな波を背中で受けて大興奮した後に、目をつぶってビーチの砂上に寝転がっていました。
気候が暖かくなるにつれ、パチャとヤニと私はより多くの時間を海で過ごすようになりました。この10日間、私たちは早起きしてティムという地元のサーファーの親切なアドバイスを受けながら、学校が始まる前にサーフィンの練習をしたり、サーフィンのことをたくさん学んでいます。
同時に私たちは、海を観察し、海の雰囲気を察することでサバイバルしていくためのスキルを学んでいます。-今日はどこに潮が向かっているか、海の中に放り出されたとき何をすべきか、とかね。私たちは力強い波が襲いかかってくるたびに不安に立ち向かい、その波の下にもぐるか上に乗っかるのか、瞬時に判断を下すのです。
また、私たちよりもとても大きな力の波に巻き込まれたときにどう対応するのかも学びます。私たちは、イルカや海鳥や魚を見て、その純粋な喜びに微笑みました。サメがいるんじゃないかと思ったけど、そのリスクは私たちが車に乗っている時のものよりもはるかに少ないということが分かりました。私たちは、堂々とした海の張りつめた美しさにに謙虚さと畏怖を体験しました。そして、深い尊敬とつながりを感じました。
私たちはサーフィンについてたくさんの本を読んだり、映画を見ています。そして、引き込まれていけばいくほど、サーフィンがスローであることやディープエコロジー文化にいかに完璧に合致フィットしているかってことにより気づかされます。
もちろん、サーフィンには競争もあれば商業的な部分もありますが、そういったことに関わるかどうかは選択できるし、サーフィンは形として残らないけれど、知識の贈り物として子供たちが‘生きるための糧'を得るための経験になります。
家に帰ると、オリーは海の塩を味わうために私たちの体や髪を舐めてくれます。いつか彼を一緒に連れて行かなきゃ!
写真:ある週末のサーフィンのセッションの後に道にできた大きな蛇と、オーリーの背中に乗った彼女のお友達
写真:パチャとヤニがひよこのお世話中
(翻訳:黒住麻理)
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