2012-10-09

10/9和訳:アンペアダウンの仲間たちに感謝!


私は昨日、誇らしく、興奮して、フェイスブックのリンクをクリックして、ある記事を読みに行きました。世界の人々は、今や、ウォール・ストリート・ジャーナルを通じて、穏やかで、真摯で、控えめな、ナマケモノ倶楽部のやり方について耳を傾けようとしているのです!

その記事の中では、「アンペアダウン」キャンペーンが取り上げられ、様々なやり方でアンペアダウンをする人たちの省エネの取り組みが日本中で行われていることを紹介していました。
このキャンペーンは、北海道のナマケモノ倶楽部会員である、ピーター・ハウレットさん(今年2月に彼に会えたことは本当によかった!)が始めたものです。そして今や世界中で、自分たちも「より少ないモノで暮らす」という楽しい挑戦に取り組める、または取り組むべきではないかと考えるようになるでしょう。

掃除機の代わりにほうきを、炊飯器の代わりに土鍋を、涼しい夜には冷蔵庫を切ろうというようなアイデアは、想像力をかきたて、他人をもやってみようと促すことになります。物質的にそれほど豊かではない国の人々も、世界で最も豊かな国の一つである日本の人々がそのようなことに誠実にかつ真剣に取り組むことで、勇気づけられるでしょう。そして、日本の指導者も、原子力や、地球環境に悪影響を及ぼすエネルギー生産方法から決別する方法があることを思いだすでしょう―日本の市民が、何が「十分か」を示す先頭に立っていますから。

一方で、記事に欠けていたと感じたのは、使うエネルギーをより少なくすることによって、暮らしをシンプルにできたときに感じる楽しい感覚や満足感などについてでした。不運なことに、「豊か」とされる国に住む多くの人々及び(または)「豊かな」家計の人々は、使うモノをより少なくすることは大きな犠牲を強い、「後退」することだといまだに考えてしまいます。実際、私たち人間の存在にとって、そのような意味をもたらすこともあるでしょう。

確かに、私たちは、世界が抱える問題の多くが、個々人の行動ですぐに解決しないであろうことを知っています。でも、実際には、そのような行動は、人々の暮らしを変え、身の回りの全てのものごとに影響を及ぼしていくのです。そうやってこそ、メッセージが広まっていくのでしょう。

ナマケモノ倶楽部よ、ありがとう!
日本でアンペアダウンに取り組む方々、ありがとう!


コンポストトイレの壁をモザイクで装飾中のパチャ。いのちと向き合ってより生き生きとしています!

【翻訳:平戸実生】

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